アトピーとは

アトピーという名称は、ギリシャ語で「奇妙な」「不思議な」という意味です。
最初の「ア」は「トピー」を否定する接頭語で、「これと決めれようもない」という意味になるそうです。
「これと決めれないような不思議な皮膚炎」ということですね。
「アトピー性皮膚炎」という病名は、1928年にアメリカ人の医師、ザルツバーガーが命名しました。

アトピー性皮膚炎の主な症状

アトピー性皮膚炎の主な症状は、かゆみの強い長く続く湿疹です。
湿疹は良くなったかなと思うと、またひどくなる・・・・というように繰り返します。
かつては乳幼児に多かったのが、最近では大人になってから発症する人も増えています。
アトピー性皮膚炎の方はかゆみに悩まされ、イライラしたり、気分が落ち込んだり・・・などの精神的ストレスを感じてる人が多く、学校や仕事を休みがちになったりと、生活に影響が及ぶことも多く見られます。

主な症状は、

・かゆみがある→一日中掻いてしまう。掻きすぎて出血してしまうこともある。
・湿疹が体の部位に左右対称に出るのが特徴
 →額・目や口のまわり、首、ひざの裏、ひじの内側、耳などに症状が出やすい。
・乳幼児は2ヶ月以上、成人では6ヶ月以上症状が出ている。湿疹が慢性化している。
などが挙げられます。

症状が出ている皮膚は、赤みがあり、ガサガサ・ゴワゴワ・ジュクジュクといった感じになっているのも特徴です。
きっちりとしたスキンケアをすることが大切です。

アトピーの原因

子供と大人とでは原因が異なります。
子供は卵・牛乳・大豆などなどの食べ物、大人はストレスやハウスダスト、ダニ、花粉、ペットなどなど食べ物より環境が原因の場合が多いようです。
その他、不潔にしていたり、不規則な食生活、睡眠不足なども原因として挙げられます。

また、これらの原因は単独でなく、いろんな要素が重なって起きていることが多いです。
病院で血液検査など受けて、自分自身のアトピーの症状の原因を調べておくことが大切です!