尋常性乾癬とは

乾癬は、表皮の細胞の新陳代謝が異常に速くなるために、正常な角質ができなくなる皮膚の病気です。
皮膚が赤くなって盛り上がり、その発疹の上にかさぶたのような皮膚片ができ、銀白色のフケのような垢がボロボロとはがれ落ちます。
欧米での発症率が高く、日本では比較的少ないといわれていましたが、最近は、増加しているようです。
欧米風の食生活やストレスの増加などがその要因と目されていますが、確実なことはわかっていません。

表皮では、角質細胞がケラチンという硬いたんぱく質を作りながら約45日ほどでターンオーバーをくりかえしていて、ケラチンが充満すると、表皮の一番外側の角質細胞は垢となって落ちていきます。
しかし、乾癬の病変部ではターンオーバーが約4日くらいと極めて短くなるために、正常な角質が作られず、不完全な垢のまま表面に積もった状態になります。

悪化原因は皮膚刺激や精神的なストレス

乾癬では適切なスキンケアが大切になります。
引っ掻いたりして刺激を与えると、その場所に病変が出てきてしまう「ケブネル現象」が悪化要因になってしまうからです。
やたらとフケなどがポロポロ落ちるのでどうしても入浴時に頭や体を洗う時にゴシゴシ擦ってきれいにおとしてしまいがちですが、擦ることが刺激でさらに症状は悪化し固定化してしまいます。

精神的ストレスも悪化要因の1つとして知られています。
もちろん病気の症状そのものがストレスの原因になりますが、規則正しい生活を心がけ、適切なストレス対処法を身につけることも大切です。

食生活はなにより大切です!!

今までいろんな所で、いろいろ試してきたけどダメだった・・・という方!あきらめないでください!
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