今日はびっくり寒いですが、元気ですかー??
ラテックスアレルギーについて・・・
ゴムの木は幹を傷つけられると、傷口から白いミルク状の「ラテックス」というタンパク質を含んだ液を出します。
この「ラテックス」の中に身を守るために攻撃するタンパク質をだしています。
このタンパク質は「生態防御タンパク質」と呼ばれています。
他の果物や野菜も、自分の種子を守るために生態防御タンパク質を含んでいて、それが人のアレルゲンになっている?とも1つの説として言われています。
しかし、ラテックスに含まれるタンパク質の性質は解明されてなく、どのタンパク質がアレルゲンになるか特定されていないそうです。
ラテックスを含む天然ゴム製品を使用していると、ラテックスのタンパク質は水溶性のため汗で溶け出して体内に吸収されたり、ゴム手袋に塗布されているパウダーとともにラテックスも飛散し、その粒子が鼻や口
から入り体内に吸収されてアレルギー反応を起こします。
ラテックスアレルギーの症状はラテックスを含むゴム製品に触れて数分から数十分で症状が出る、即時型アレルギー反応といわれるものです。
天然ゴムの手袋を使う職業の方や、天然ゴム製品の製造業の方などに、ラテックスアレルギーの方が多く見られるそうです!
天然ゴムの手袋をはめて手が荒れたりするのは、製造過程の化学物質との接触による接触性皮膚炎でラテックスアレルギーではありません。
ラテックスアレルギーは重篤な症状を引き起こすことも多いそうです。
ラテックスアレルギーはバナナやキウイなどの特定のフルーツに含まれるタンパク質と交差抗原性があり、それらのフルーツを食べるとアレルギー反応を起こすことがあり、これをラテックス・フルーツ症候群と呼ばれています。
天然ゴム製品をよく扱う仕事の方などで、ラテックスアレルギーの疑いがあるときは、医療機関で検査を受けましょうね!!